スカイスキャナーの持続可能性への取り組み

私たちは、より責任ある旅行の未来の実現に向けて取り組んでいます

旅行は、視野を広げ、人とのつながりを生む善の力がありますが、同時に環境や社会に悪影響を与えることもあります。だからこそスカイスキャナーでは、旅行者が悪影響を抑える、より情報に基づく選択ができるよう、情報提供に力を入れています。また、未来の幾世代もの地域の人々やコミュニティを支援していきます。

マーティン‧ノーラン

最高法務責任者兼サステナビリティ担当エグゼクティブスポンサー

「旅行者の65%が旅行の際に持続可能性を重視すると答えていることから、旅行者にとって持続可能性が重要であることは明らかです。私たちは、自社のビジネスが人々やコミュニティにプラスの影響をもたらす責任があると考えています。また、気候変動や環境への影響に対して積極的に行動する必要もあります。」

スカイスキャナーにおける持続可能性

ネットゼロへの取り組み

スカイスキャナーは、遅くとも2045年までにネットゼロを達成することを目標としています。進捗を確実に把握するため、温室効果ガス(GHG)プロトコルに基づき、気候パートナーであるWatershedの支援を受けながら二酸化炭素排出量を測定しています。私たちは自社の二酸化炭素排出量削減に向け、グローバル企業として実行可能なあらゆる取り組みを進めています。当社は、2021年のCOP26(気候変動枠組条約第26回締約国会議)の観光業界における気候変動対策である「グラスゴー宣言」の設立時署名者であり、排出量ネットゼロに向けた進捗を毎年報告しています。また、2023年には初の気候行動計画を発表しており、その進捗情報はこちらからご覧いただけます。

カーボンクレジットへの投資

当社の二酸化炭素排出量は最優先事項です。また、より幅広い脱炭素化を実現する補完的な取り組みとして、高品質なカーボンクレジットや持続可能な航空燃料(SAF)への投資も行っています。 これらの投資は、自社の排出量削減に取り組み続ける一方で、実態的で測定可能な気候への効果をもたらすことに役立ちます。 厳選したプロジェクトへの支援を通じて、確かな気候変動対策の実現を目指しています。 また、私たちはWatershedを通じてFrontierにも取り組んでいます。Frontierは、将来の購入を保証することで、恒久的な炭素除去技術を初期段階からサポートし、共同で支援する事前買取制度です。

スカイスキャナーの役割は、中立的な情報提供を通じて、旅行者に情報に基づく選択を可能にすることです。この取り組みの一環として、航空分野の環境負荷に関する情報共有も重要です。

より低排出な選択肢の表示

航空用エンジンは、燃料消費で気候変動の原因となる二酸化炭素(CO₂)やその他の温室効果ガスを排出しますが、フライトにより排出量が異なります。スカイスキャナーでは、飛行中の燃料消費だけでなく、燃料の生産・輸送に伴う排出量も含めたライフサイクル排出量をCO₂e(CO₂換算値)で表示し、お客様による十分な情報に基づく選択を可能にしています。同一路線の標準的なフライトより排出量が6%以上低い便は強調表示されます。一般的には直行便が最良ですが、一部の省燃費の航空機による経由便は、排出が標準以下になります。現時点では、同ルートの鉄道など、他の交通手段との排出量比較は行っていません。

排出量の計算方法

スカイスキャナーの排出量情報はTravalyst(トラバリスト)の連合パートナーから提供されたデータを基に、最新版のトラベル インパクト モデル(TIM)を用いて算出されています。Travalyst は、旅行業界における持続可能性の指標を簡単に比較できるようにすることで、より持続可能な旅行の実現を目指す非営利団体です。TIM は、フライトの炭素排出量情報の標準化と透明性の向上を目的として開発された、航空機旅行向けのモデルです。排出量情報は分かりにくいことが多く、旅行サイトごとに異なるデータソースが表示される場合もあります。そのため、世界の主要なオンライン旅行プラットフォームを代表する Travalyst のパートナー企業が TIM の導入を進めています。これにより、どのサイトで検索しても、同じ基準に基づく排出量情報が表示されるようになります。

2019年の導入以来、同じ路線内でより低排出量の便を選択した旅行者が3億6,100万人を超えました。

鉄道での移動

出典:国際エネルギー機関

鉄道は一般的に乗客1人あたりの燃料消費が航空機より少なく、同距離の排出量が平均80%低減されます。また、再生可能電力で運行される一部の鉄道では、さらに排出量が低下します。スカイスキャナーでは、持続可能性が多くの旅行者にとって重要であることを理解しています。そのため、当社のプラットフォームは、価格、所要時間、利便性、低排出量などのいくつかの基準に基づいて、最適な旅行の選択肢が検索できるよう設計されています。現時点では数か国の検索結果に、厳選した鉄道移動のオプションが表示されています。

持続可能性のパートナーシップ

旅行業界の思いをひとつに

スカイスキャナーは、旅行者と業界が自分や地球にとってより良い選択を行えるよう支援する非営利団体「Travalyst(トラバリスト)」の創設パートナーの一員です。参加企業には、Amadeus、Booking.com、エクスペディアグループ、グーグル、Travelport、Trip.comグループ、トリップアドバイザー、Visaなど、旅行業界を代表する企業が名を連ねています。私たちは、正確で信頼できる持続可能性に関する情報を幅広く提供することで、業界と消費者の双方がより持続可能な選択を行える環境づくりに取り組んでいます。持続可能性に関する一貫した情報を広く収集・共有・公開することで、人々、地域、そして地球のより良い未来の実現に貢献していきます。

SkyNRGとのパートナーシップ

持続可能な航空燃料(SAF)の利用拡大を支援

SAF(持続可能な航空燃料)は航空業界の脱炭素化に有望な手段ですが、現時点での供給量と影響は限定的で、航空業界が必要とする燃料需要のごく一部にとどまっています。スカイスキャナーは、SAFの需要拡大を支援するため、SkyNRGと協力しています。同組織の「Board Now」プログラムを通じて、当社はSAFの利用に資金を提供しており、出張の管理改善と並行して、代替燃料による排出量削減効果を評価しています。なお、このSAFは当社の出張フライトに直接使用されるわけではありませんが、空港に供給され、現在飛行している航空機で利用されています。SkyNRGはSAFの世界的リーダーであり、2010年以来、需要と生産能力の拡大に取り組んでいます。これにより、航空業界がIATAやその他の2050年ネットゼロ目標を達成できるよう支援しています。同社の使命は、専用のSAF生産を開発し、その重要性に関する知識を広めることです。

UnToursを通じたリジェネレーション支援

Reset Tourism Fundの支援

スカイスキャナーはこの再生型観光基金と提携し、変革の担い手であるスモールツーリズム事業者への支援に80,000ポンドを寄付しました。Reset Tourism Fundは当社によるUnToursへの支援で、革新的なベンチャービジネスの成長とその世界コミュニティへの効果の拡大に必要な、柔軟で無理のない資本提供が可能になります。

Shared Horizons(シェアド・ホライズンス)

The Travel Foundationとの提携プロジェクト

スカイスキャナーは、観光産業の持続可能性を推進する団体The Travel Foundation(トラベル財団)と提携しました。「Shared Horizons(シェアド・ホライズン)」は、業界細分化がインパクトへの対応の機会を損なうという認識から、航空業と旅行業が一体となって共通の課題と機会に取り組もうというイニシアチブです。イージージェット、Jet2、ニュージーランド航空などの航空会社、太平洋観光機構やカナリア諸島観光局などの観光振興機関、またテクノロジー企業、業界団体、学術機関の代表者からなる諮問グループで組織されています。